2006年 05月 31日
ぶるくなーは難しいね。
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ブルックナー交響曲第4番の版問題(Wikipediaより勝手に引用)
> この交響曲のスコアには、レーヴェ改竄版、ロベルト・ハースによる
> 校訂全集版、レオポルド・ノヴァークによる校訂全集版(2種類)がある。
>
> まず、1889年に初版出版されたのが、レーヴェ改竄版である。原典版が
> 出版された後もしばらくはレーヴェ改竄版による演奏がなされていたが、
> 現在では、研究目的の演奏を除き、これを用いて演奏が行われることはない。
>
> 原典版は、まず1878/80年稿(1878年稿の第4楽章を1880年稿で置き換えた
> もの)に基づくハース校訂版が1936年に出版された。ハースの仕事を受け
> 継いだノヴァークも1953年に1878/80年稿に基づく楽譜を出版している。
>(ノヴァーク版IV-2)ハース版とノヴァーク版との違いは、1940年代に
> なってコロンビア大学図書館で発見された手書き原稿で行われた小改訂を
> ノヴァーク版が採り入れていることにある。これは、1886年にアナトン・
> ザイドルがアメリカで出版社を世話するという申し出にブルックナーが
> 応えて送られたものであり、その改訂は真正なものであるとして採用された。
> しかしこの改訂はごくわずかな変更であり、ハース版とノヴァーク版IV-2は
> 本質的に同一なものと考えて良い(ノヴァークはこの版に「ハース校訂版の
> 第2改訂版」と明記している)。また、1981年には1878年稿の第4楽章が出版
> されており(ノヴァーク校訂全集版IV-2のためのフィナーレ1878年稿)、
> ノヴァーク版IV-2と組み合わせることで1878年稿を再現することも可能である。
> 一方、1874年稿は1975年にノヴァーク版IV-1として出版されている。
>
パート譜とスコアの照合&確認が必至とのこと。
...演奏する前から難しいではないか。(笑)
by studioda
| 2006-05-31 23:30
| 音楽